暮らしのヨーガ vol.1
「呼吸と音楽」
第１弾では、微細な呼吸の感触や音の振動に意識を向けてみます。 隠しテーマは「瞑想」。
ゲストは、 ハープ奏者の古佐古基史さん。 保健師・看護師の資格をもち、 カリフォルニアの山奥で自給自足に近い「百姓」生活をしながら、 ヘルス&ウェルネスの体験型イベントの企画や発信を精力的に行っておられます。 今回は、参加者の方々に、音楽メディーションを体感していただきます。
企画は「ならヨーガリトリート」主宰の高橋流美。 呼吸についてお話をし、軽く身体を動かしながら、 呼吸に意識をおいた瞑想を皆で行ないます。
昼は、消化にやさしい本物の醗酵食・楽健寺酵母パンと菜食のごはん。
対談では、東京の学生時代にジャズ研で知り合ってから、ジャズの本場アメリカへ渡った古佐古氏と、子育てと原発事故を機に奈良に暮らし始めた高橋が、 場所は違えど共有している「世界観」のお話をします。
[日時] 4月14日（日) 11:00~15:00 (開場 10:30)
11:00~12:00 呼吸に意識を向ける
12:00~13:00 昼食 （楽健寺酵母パンと菜食ランチ）
13:00~14:00 対談 「暮らしのヨーガ」
14:00~14:40 音楽メディテーション
[会場] as ギャラリー@松前旅館
[住所] 奈良市東寺林町 28−1 tel 0742−22−3686
[料金] 5500 円 (25名限定）
[予約連絡先] narayogaretreat@gmail.com /090-6549-3577(高橋）
＊「暮らしのヨーガ」とは・・・
壮大で高尚なヨーガの宇宙観を、日々の暮らしに役立てられるよう、噛み砕いて実践を提案していく試み「暮らしのヨーガ」 シリーズ。
ヨーガとは、何層もの色眼鏡のかかった私たちの「意識」から、不純物や無知の覆いを取り除 くことで世界の見方を変え、自由になっていく具体的な実践哲学体系です。
私たちの立脚している「現実」や「常識」を根底から変えていきます。 暮らしの中でこつこつと実践することで「天動説から地動説へのシフト」くらい大きな変化をもたらす知恵です。
私たちが「自分」だと勘違いしがちなこの肉体や心は、すべて自由になるためにうまく使いこなすべき「道具」だと考えます。
「道具」は、まずは使い方を学びます。 下手な使い方と、上手な使い方があります。「道具」の性質を掴んで手入れすることも大事です。
現代の私たちは、膨大な情報に晒され、私利私欲に右往左往するのに忙しすぎて、「今ここに生きて在ること」の奇跡や喜びを味わう暇がありません。
こんなに素晴らしい知恵も、理解して活用する時間がなければ、 宝の持ち腐れ。 そこで、まずはスローダウンから。
私たちの本質はこの「意識」です。「意識」を向けたところにエネルギーが流れます。「意識」こそが時空を越えるタイムマシーンなのです。
汚れた色眼鏡をきれいにして、クリアな意識をどこに向けるかで、ミクロな世界からマクロ な世界へ、 縦横無尽に旅することができます。