講師紹介

ならヨーガリトリート 代表 高橋流美
 
札幌生まれ 東京育ち 2012年〜奈良在住
 
東京大学文学部仏文学科卒
友永ヨーガ学院指導者養成コース第8期修了
楽健法セラピスト講座 第17期、第19期、第20期修了
 
ヨーガ:友永淳子先生に師事し、リシケシの総本山 The Divine Life Society (シヴァーナンダアシュラム)を訪れ、古典的シヴァーナンダヨーガを学ぶ。
2009年〜 友永ヨーガ学院講師
2013年〜 「ならヨーガリトリート」主宰
 
楽健法:友永ヨーガ学院にて「足圧法」を学び指導者養成コースにて東光寺の真言宗・山内宥厳師より指導を受ける。 
2018年〜 楽健法本部公認師範
 
整体:野口晴哉著『風邪の効用』に大きな影響を受け2004年より約2年、寺門琢己先生のZMON整体治療院勤務。ヨーガ・楽健法・整体の知恵を活かした妊娠出産を体験し、初代「骨盤インストラクター」を務める。
 
日々教室での指導のほか、リシケシ、高野山、東京、札幌など、各地でヨーガ・楽健法・楽健寺酵母パン作り、整体・和の暦に基づいた食べ方・暮らし方の指導や講演を行っています。
 

ヨーガとの出会い

高校生のとき、学校がしんどくて、疲れやすく肩こりも辛かったときに、母が連れて行ってくれたのが、近所の友永ヨーガ学院でした。身体を動かして最後にシャバアーサナで横になったとき、えも言われぬ心地よさを感じ、レッスン後は心身がうそのように軽くなりました。
淳子先生の「ここでは、すべての役割を脱いで『至福そのもの』に戻ってしばらくお休みしましょう」とのやさしい声がけに毎週、そのひとときを目指して通うようになりました。

ヨーガを続ける理由

日々のヨーガ行法の後は、もれなく心身の状態が良くなるのです。これはやめらません。
そして続けていくと、より深く自分を知ることになり、心身のメンテナンスも、自分自身や周囲との折り合いも楽になってきました。人生で起こる出来事の解釈や受け入れ方も変わってきました。そもそも「自分とは何か」の探求は、どこまでも続く道のように、進むほどに景色が変わってくるのです。生きていれば様々なことが起こりますが、こうしてヨーガを深めていくことによって、今世でどんな境地までいかれるのか楽しみです。

ふたりヨーガ 「楽健法」との出会い

初めての楽健法は、ある日のヨーガレッスンの最後にシャバアーサナで横になっていると、淳子先生がなぜか私のところへきて、少しだげ脚のつけ根を踏んでくださったのです。「絶不調」と顔に書いてあったのでしょうか。気持ちよくて嬉しくて、ぽろぽろ涙がでました。
それから、我が家に楽健法がやってきました。学業の合間や寝る前に、家族と15分だけ踏み合います。思春期には口は聞かずとも踏み合いは続きました。
友永ヨーガ学院では「家族から病人を出さない 今世でヨーガに出会わない家族にも『ふたりヨーガを』」をモットーに楽健法の基本をマスターすることが、指導者養成コースのカリキュラムに入っています。宥厳先生ともそこで初めてお会いしました。

楽健法を続ける理由

その後、ご縁あって家族で奈良に住むようになりました。そこには なんと、宥厳先生がお住まいでした!!!
私のはじめた小さなヨーガ教室でも、皆さんに「ふたりヨーガ」を知っていただきたく、東光寺を訪れたのが 宥厳先生との二度目の出会いでした。
ヨーガはひとりの行法です。それをふたり同時進行で行うなんて、なんだか禅問答みたいだと思いませんか?
凛と澄み渡るヨーガに対して、いそいそほっこりするふたりヨーガは、利己主義に陥りがちな現代の私たちが、楽しく豊かに人生を深めるうえで有効な、新しいヨーガ行法のひとつだと感じます。「自力のヨーガ」と「他力のふたりヨーガ」、縦糸と横糸のように織成し合って、豊かな人生模様が紡がれて行きます。